AFF/新規開拓への意欲高まる/中国OEM企業が集結

2021年09月08日 (水曜日)

 中国企業が担う繊維・ファッションOEM/ODMの展示会「AFF(アジアファッションフェア)・サンプルゾーン9月東京」が7日、サンシャインシティ文化会館(東京都豊島区)で開幕した。8日まで。日中経済貿易センターの協力の下、AFFが主催する。中国のアパレル・素材関連企業が、アイテムや生地を展示し、幅広いニーズに対応できる供給力を発信した。

 日本国内に営業担当者が常駐する一部の企業を除き、多くの出展者がサンプル展示とオンライン商談を活用した。

 サンプル展示を行った嘉興市藍億服飾は、浙江省の工場でルームウエアなどを生産する。300枚からのロットの発注に対応できる点を訴求し、新規開拓を目指す。

 東工コーセンガーメンツ カンボジアは、中国・江蘇省無錫市との2拠点体制で布帛のアイテムを生産している。カンボジアは量産によるコストメリット、無錫市は小ロット対応という〝使い分け〟ができる強みをアピールする。メンズを主力とするが、レディースの新規需要も開拓しようと初出展した。

 出展者によると、工場の稼働状況はおおむね順調だが、中国からの航空輸送が不安定な状態にあり、船舶での輸送に切り替える動きもあるという。

 新型コロナウイルス禍の影響によるビジネス形態の変化を象徴する出展企業も現れた。杭州俊崎貿易は、日本にいながらウェブサイトを通じて中国市場の製品を仕入れる「中国越境EC」を紹介するため、8月の大阪開催に続いて出展した。