アジアの繊維産業(1)

2021年09月21日 (火曜日)

サプライチェーンはどう変わる?

 新型コロナウイルスの変異種であるデルタ株が東南アジアで猛威を振るっている。タイは累計感染者数が129万人を超え、累計死者数が1万3千人超、インドネシアは感染者数が410万人超、死者数が13万人超と厳しい情勢が続く。「コロナ対策の優等生」とされていたベトナムでも感染者数が53万人を超え、死者数は1万3千人を超えた(いずれも2021年9月初旬時点)。ミャンマーなど周辺国も厳しい。

 各国政府がロックダウン(都市封鎖)に踏み切って感染の抑え込みにかかったことで、いずれの国でも1日当たりの感染者数はピーク時よりも減っているが、経済の停滞は免れない。繊維産業も例外ではない。

 本紙では8月から9月初旬にかけて、ベトナム、タイ、インドネシアに拠点を設ける、あるいは事業を展開する日系企業各社にアンケート(一部リモート取材)を実施。①稼働状況②受注(販売)状況(内需、対日、その他海外)③素材や資材の調達状況――について調査した。