ボーケンとユニチカガーメンテック/技術提携を強化/試験の共同開発など加速

2021年09月29日 (水曜日)

 検査機関のボーケン品質評価機構とユニチカガーメンテック(大阪府貝塚市)は10月1日付で提携契約を再締結し、技術提携を強化する。両社が持つ技術を融合し、衣服機能の複合性能や生体測定などに関する新たな評価・試験技術などの共同開発を加速させる。

 両検査機関はこれまでも検査業務の相互委託などで提携関係にあったが、このほど技術関連を中心に提携内容を強化する。ユニチカガーメンテックは発汗サーマルマネキンによる衣服機能の複合性能や生体測定など高度機能評価に強みを持つ。これにボーケンが持つ幅広い分野・用途の試験ノウハウや依頼企業との関係などを融合し、新たな評価・試験方法の開発などでシナジー発揮を目指す。

 例えば近年、リカバリー(休養)ウエアなど健康や美容に関係する新しい機能を持つ製品への注目が高まっているが、それらの機能を客観的に証明する評価・試験方法の開発は十分ではないとの指摘がある。このため新たな評価・試験方法を開発することへの要望は強い。

 これに対して、両検査機関が提携することで心拍数や血流など人体生理測定を応用した評価・試験方法などの開発が可能になる。効果の測定と測定結果を消費者が理解しやすいようにビジュアル化することなどにも取り組む。

 今回の提携強化に合わせて、10月27日に両検査機関による合同セミナーも開催する予定。