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菅公学生服/スポーツで5期連続増収/カンコープレミアム拡販で

2021年08月05日 (木曜日)

 菅公学生服のスクールスポーツの2021年7月期売上高は前期を超える見通しで、5期連続の増収となりそうだ。自社ブランド「カンコープレミアム」の販促、商品構成の充実が拡販につながった。

 今春は昨春のような全国的な休校もなく、新規採用を順調に獲得。制服より洗いやすい体操服での通学が許可されるなどで、洗い替えの需要も寄与した。水泳の授業を実施する地域が昨年より多くなり、水着の受注も持ち直した。

 販売開始から4年目となるカンコープレミアムは今春、前年の採用校数に近い実績を積み上げている。引き続き、大手素材メーカーと開発した生地「グランガード」の防風性や、コンパクトに収納できる軽量性などが評価される。今春は、熱と圧力で立体的な柄を施すエンボス加工を採用。昨秋から「リーボック」ブランドでも展開する加工で、デザインの差別化を進める。

 同ブランドのシリーズとして今春、防透性に加え軽量性も高めたシャツ「ミエンヌエアー」を追加。高い紫外線遮蔽(しゃへい)率のほか、セットアップコーデの提案が採用拡大に貢献した。防透性に優れるシャツ「ミエンヌ」自体が昨秋に20年度グッドデザイン・ベスト100を受賞したことも認知度向上につながった。

 18年に発表した「カンコーノームコア」も、スタイル、素材、マークの3ステップの選択かつ、シンプル性が評価され、順調に採用を得ている。

 来入学商戦に向けても、自社ブランドの販促、商品開発の強化を進める。