三陽商会/再生素材でアウター/高島屋のプロジェクトに連動

2021年10月08日 (金曜日)

 三陽商会が展開するブランド「マッキントッシュ・フィロソフィー」は6日、再生素材「ブリング・マテリアル」を採用したアウター2型を発売した。同社は2018年から衣料品の回収(他社ブランドを含む)を実施し、回収品は、日本環境設計が展開する再生プロジェクト「ブリング」に提供している。

 同社がブリング・マテリアルを採用するのは初めて。今回は、循環型社会の実現を目指す髙島屋のプロジェクト「デパート・デ・ループ」の一環として、マッキントッシュ・フィロソフィーが企画したと言う。商品は、高島屋の各店と通販サイト「タカシマヤファッションスクエア」で限定販売している。

 紳士ステンカラーロングコート1型、婦人ショートジャケット1型を提案。ステンカラーロングコートは、ポリエステルのツイードとキルティング素材のリバーシブル仕様、ショートジャケットもボアとキルティングのリバーシブルになっている。両アイテムとも、キルト面の素材と中綿にブリング・マテリアルを使用した。