繊維ニュース

クラボウ/新エコ素材ブランド登場/ユニフォーム素材展で披露

2021年10月20日 (水曜日)

 クラボウはユニフォーム向けで新たに環境配慮型素材の冠ブランド「エコピース」を立ち上げた。20~22日に大阪本社ビル(大阪市中央区)で開催する2021クラボウユニフォーム素材展で披露する。多様な種類の再生ポリエステル繊維などをラインアップし、ユニフォーム分野で急速に要望が高まっているSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献する素材として提案する。

 SDGsを事業方針に組み入れる企業が増える中、企業ユニフォームでもSDGs達成に貢献できるサステイナブル素材への要望が高まった。これを受けてエコピースを立ち上げた。

 エコピースは、ペットボトルのマテリアルリサイクルと使用済み衣料をケミカルリサイクルした再生ポリエステル繊維、植物由来原料ポリエステルをそれぞれ原料に使用する。裁断くずを反毛して紡績原料に再利用するコットン由来もラインアップ。それぞれ再生素材の原料を明記した専用ラベルを用意した。染色加工の徳島工場(徳島県阿南市)での環境配慮の取り組みも打ち出す。

 展示会ではそのほか新商品として高通気ストレッチ生地「ジェットエアー」、綿100%ストレッチ生地「バンジーコットン」を披露する。ジェットエアーは通気性25立方㌢/平方㌢・s(1平方㌢当たり1分間に25立方㌢の空気を通す)以上、ストレッチ性15%以上を実現した。バンジーコットンは特許も出願中。

 防炎素材「ブレバノ」もリニューアル。国内規格に対応した「ブレバノプラス」と国際規格にも対応した「ブレバノネクスト」をラインアップする。電気・電子技術分野の国際規格であるIEC規格に対応した高制電素材「エレアース」も引き続き重点提案する。

 そのほか、裁断くずをアップサイクルする「ループラス」、抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」、サポーター一体型ウエア「CBW」なども提案に力を入れる。展示会に合わせて、一部会員制のクラボウユニフォームのホームページを立ち上げる。