繊維産業集積地の整備に10州が関心/インド

2021年10月20日 (水曜日)

 インド政府はこのほど、インド国内の7カ所で繊維部門に特化した大規模産業集積地を整備する中央政府の計画に、北部パンジャブや北東部アッサム、南部タミルナド、中部マディヤプラデシュといった少なくとも10州が関心を示していると明らかにした。大規模集積地の整備は、衣料品を含めた繊維製品の生産のあらゆる段階で規模を確保することが目的。

 計画が閣議で承認を受けた。政府は同計画に5年間で444億5千万ルピー(約660億円)を拠出する。集積地は、中央政府と所在地の州政府、民間事業者の3社が共同保有する形で整備する。中央政府は資金面で支援し、州政府は用地の提供などをする。

 「ファイナンシャル・エクスプレス(電子版)」によると、インドでは綿や化学繊維といった繊維製品の原材料の調達が容易で、労働者も比較的低い費用で確保できる。だが、繊維業界は細分化された状態が続いており、バングラデシュやベトナムといった各国に海外市場でシェアを奪われ続けている。

[NNA]