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レネゲード/生産能力2.5倍に増強/高耐熱プリプレグで

2021年10月27日 (水曜日)

 帝人のグループ会社である米国レネゲードマテリアルズコーポレーションは高耐熱プリプレグの生産能力を2・5倍に増強し来年1月から商業生産を開始する。

 レネゲードは1993年創立の樹脂メーカーを母体に2007年に設立された航空・宇宙用途向け高耐熱熱硬化プリプレグメーカーで、耐熱性樹脂に関する豊富なノウハウを持っているという。

 中でも、低毒性原料によるポリイミド樹脂を用いて高耐熱性および熱サイクル性に優れるプリプレグを製造できるため、欧米をはじめとする航空機メーカーや航空機用エンジンメーカーなどから高い信頼、採用実績を得ている。

 レネゲードの高耐熱熱硬化プリプレグは航空機用途での需要拡大が見込まれる。レネゲードの製品でなければ対応できない使用温度が極めて高い航空機用エンジン部品を中心に採用が拡大している。

 需要拡大への対応力強化、産業用途への拡大展開のため、レネゲードは19年12月に設備投資を決定し、このほど増設設備が完成した。現在、試運転を実施しており、来年1月から量産を立ち上げる。

 帝人グループは19~21日、テキサス州ダラスで開催された「ザコンポジット&アドバンスドマテリアルEXPO(CAMX)」に出展、レネゲードの高耐熱熱硬化プリプレグを紹介した。