繊維ニュース

東洋紡/井波・入善工場を停止/庄川工場に集約

2021年11月04日 (木曜日)

 東洋紡は繊維事業における国内生産拠点である井波工場(富山県南砺市)、入善工場(同入善町)での生産を休止し、両工場の生産機能などを庄川工場(同射水市)に集約することを決め労働組合に提案した。

 富山事業所では井波・入善工場が紡績工程を、庄川工場が織布・加工工程をそれぞれ担い長年、高品質・高機能な繊維製品を生産してきた。

 繊維事業を取り巻く市場環境が大きく変わる中、生産効率のさらなる向上を図るとともに工場の開発機能、人材育成、安全防災の強化に経営資源を集中させるため拠点集約が必要と判断した。

 2022年以降、庄川工場に製造建屋などを新設し23年以降、井波・入善工場の一部の設備を庄川工場に移管する。

 24年3月に井波・入善工場での生産を休止するとともに庄川工場の織布部門を縮小する。庄川工場での新たな生産・開発体制のもと、マレーシアの東洋紡テキスタイル〈マレーシア〉も活用しながら国内のテキスタイル生産を継続する。庄川工場を中心とする配置転換で従業員の雇用を確保する。