中国アパレル企業の21年7~9月業績(4)スポーツ・アウトドア、インナー・ホーム

2021年11月18日 (木曜日)

優勝劣敗が鮮明に

 中国のスポーツ1社とアウトドア3社、インナー・ホームウエア5社の2021年7~9月業績は、優勝劣敗が鮮明になった。新型コロナウイルス禍後、アウトドアが流行していることが追い風となり、アウトドア2社が前年同期に比べ、大幅な増収増益だった。インナー・ホームウエアは、減益が目立った。

 スポーツ大手の貴人鳥は純利益が1561万元で、前年同期の純損失2億5905万元から黒字に転換した。売上高は、3億4460万元で前年同期に比べ17・2%増えた。

 ウエアを中心に手掛けるアウトドア大手の探路者は、売上高が2億4911万元、純利益が1538万元で、それぞれ48・9%、141・9%増えた。

 用品とアパレルの両輪を展開し、「モビガーデン」ブランドの中国内販と、海外向けのテントのOEMを手掛ける牧高笛は、大幅増収増益だった。国内外のアウトドアブームを受け、好調を維持した。三夫は、前年同期の純損失235万元から1764万元に赤字幅が拡大した。

 インナーは軒並み振るわなかった。「内外」や「Ubras」「蕉内(バナナイン」などの新興ブランドが高いコストパフォーマンスを武器に売り上げを伸ばしており、その影響を受けている。

 「スリーガン」などのインナーブランドとホームテキスタイルの内販、繊維品の輸出を手掛ける龍頭は、増収、大幅な増益だった。インナーブランド「アイマー」の愛慕は、純利益が36万元で、半分近くに減った。「マニフォーム」などインナーのマルチブランドを展開する匯潔は、減収減益だった。

(おわり)(上海支局)