繊維ニュース

特集 スクールスポーツウエア(3)/リアルとオンラインのハイブリッド展

2021年12月09日 (木曜日)

 菅公学生服は10月18日から今月10日まで、展示会「ミライカタライ―Next School Life―」を開いている。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、初のオンライン展となったが、今年は東京のショールームも活用したオンラインとリアルのハイブリッドで開催。予測不可能な時代の中、子供たちの未来のためにできることを示した。

〈学校の未来について“語らう”〉

 今年のオンライン展示会は、昨年の経験を生かしながらコンテンツをブラッシュアップした。学びに向かう力、性的少数者(LGBTQ)、SDGs(持続可能な開発目標)教育、探求学習、部活動で育む力という五つのテーマについて、有識者や教育現場で働く人たちがパネルディスカッション。未来の学校教育に欠かせない要素について、さまざまな立場から“語りあった”。

 昨年はリアルタイムでの配信だったが、今年は動画をいつでも視聴できるように、オンデマンドでの配信に切り替えた。

 展示ブースでは“ネクストスクールライフ”をテーマとしたソリューションコンテンツや制服、体操服を訴求。教育サポートとしてSDGs授業や非認知能力、部活動を通じて振り返る力を育む手帳など、同社が用意する幅広い教育プランをPRした。スクールウエアとスポーツウエアでは同社のモノ作りの姿勢を紹介したことに加え、採用している学校にリモートで取材し、「採用して良かった」という先生の生の声を発信した。

 同社は、未来を見据えた学校教育、社会問題の解決策について研究する専門機関、カンコー学生工学研究所を保有する。ブースでは同研究所がさまざまな業界のエキスパートとともに「自分らしさ」「熱中症」「清潔」「姿勢」「性教育」の5テーマでネクストスクールライフを考察した。

〈サテライト展で“トコトンタイカン”〉

 昨年はオンラインのみの開催となった展示会だが、今年は東京の東日本橋にあるショールームを活用したサテライト展も完全予約制で開いている。

 テーマは“トコトンタイカン”。同社の商品を触って感じてもらうことに重点を置いた。ブースではスマートフォンの撮影で身体サイズを計測できる非接触の「スマート採寸」のシステムを披露し、同システムを実際に体験できるコーナーも設けた。

 併せて、学校の課題解決をサポートする各種ソリューションの取り組みについてもアピールした。