インドネシア/4Qは80%に上昇見通し/繊維産業の稼働率

2021年12月17日 (金曜日)

 インドネシア産業省は、繊維・繊維製品産業の工場稼働率が第4四半期(10~12月)に80%に上昇するとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染抑制策としてロックダウン(都市封鎖)を実施している国からの発注先変更で輸出が増え、8月時点の65%から15ポイント上がる見込みだ。6日付「インベストール・デーリー」がこのほど伝えた。

 産業省繊維・皮革・履物産業局のエリス局長は、インドネシアへの発注先変更により、第3四半期(7~9月)の衣料品輸出額は23億7千万ドルと高水準だったと指摘した。

 新型コロナ対策の活動制限(PPKM)の緩和に伴い、繊維・繊維製品産業の工場稼働率は10月に75%にまで回復したと説明。従業員の出社制限は、7月の50%から8~9月には79~80%に改善したと言う。

 産業省のデータによれば、輸出志向型の衣料工場は現在、2交代制でフル稼働しており、生産ラインと労働者数を増やす計画だ。

 衣料品製造大手パン・ブラザーズのイスワル秘書役は、「インドネシアは、新型コロナ禍の下で発注先変更を受け入れる準備が最もできている国だ」と指摘。同社はコロナ下で3千人の人員を増強したという。

[NNA]