ごえんぼう

2021年12月24日 (金曜日)

 取材の合間、今治城へ足を運んだ。城内には築城した藤堂高虎の銅像のほか、高虎の目線の先に市街地を見つめる銅像が立っていた▼「首倡功」と書かれたその銅像は、今治綿業の父とされる矢野七三郎。西洋文明に触れるにつれ、織布の近代化と企業化の必要性を痛感した七三郎は、当時先進的だった和歌山...

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