ごえんぼう

2021年12月27日 (月曜日)

 引き出しを片付けていたら、輪ゴムでまとめた鉛筆が出てきた。娘が小学生の頃に使っていたものだ▼鉛筆サックをしてギリギリまで使ったので、どれも3、4㌢ほどと短い。数年前、中学受験が終わり捨てようとしたら止められた。勉強がつらくなったとき、ちびた鉛筆の束を見て自分を鼓舞していた思い出と言う。そんなやり取りを思い出し、引き出しに戻す▼鉛筆の木の部分は主に北米原産のインセンス・シダー。ヒノキの一種で生長すると高さ30㍍、直径1㍍にもなる。すっくとそびえる情景が浮かび、鉛筆にピッタリだと思った▼先日、サステイナブル商品を扱う売り場のアンケートに答えたら“芽が出る鉛筆”をくれた。頭に植物の種が入ったカプセルが付いている。バジルやヒマワリなど10種類。鉛筆として使った後、逆さにして植える。ちびた鉛筆から花が咲くと思うと、勉強も仕事も楽しくなりそう。鉛筆も本望だろう。