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東レ オフィス・サービスユニフォーム/快適ストレッチ素材拡充/ペットボトル再生素材本格化

2021年12月28日 (火曜日)

 東レは2022年度のオフィス・サービスユニフォーム向けに、着用者の快適性向上を主眼に開発したストレッチ「ライトフィックス」、抗ウイルス「マックスペックV」、ペットボトル再生「&+」(アンドプラス)などを重点的に投入する。

 10~11月に大阪、東京、広島、福岡、名古屋、倉敷・児島で完全予約制のユニフォーム内見会を開催し、「ユーザーと対面で商談できたことは大きな成果だった」(機能製品事業部の浅井英東京ユニフォーム課長)との手応えを示す。

 内見会では、着用快適性や清潔感にこだわって開発したプロモート素材群を出展。ライトフィックスのニットのバリエーションを充実させたほか、環境配慮型素材のアンドプラス、部分バイオポリエステル「エコディア」、ペットボトル再生「エコユース」の3本柱を打ち出した。

 軽さ、ストレッチ性に優れるライトフィックスのニットが引き合いを集めており、ぎらつき防止タイプなどの「素材の完成度が評価された」と言う。

 この1~2年、環境配慮型素材を求める声が急増しているため、主力の「エコディア」に加えて、来年度からアンドプラスの販売を本格化させる。

 新型コロナウイルス禍の影響もあって、「清潔の標準装備化を求めるニーズも最近は強い」と言う。このため、マックスペックVや防汚加工「テクノクリーン」、蓄積臭への防臭加工「同DE」による開発、企画提案を強化し、3素材の市場浸透を急ぐ。

 20年度は病院白衣向けが相対的に堅調を維持したものの、新型コロナ禍による飲食業の休業、在宅勤務の浸透などでオフィス、サービス向けが苦戦した。21年度は販売量が少しずつ回復しており、「22年度にはコロナ前の状況に戻るのでは」との認識を示す。