ごえんぼう

2022年01月05日 (水曜日)

 「中古市場拡大のニュースにがくぜんとした」とある産地企業社長。おそらく、業界の共通認識か▼2020年の中古市場は、新型コロナ禍による消費不振の中でも前年比2・5%増の2兆4169億円と成長。09年以降11年連続で拡大しており、10年間の年平均成長率は7・8%増だ。今後の市場拡大も確実視される▼サイズオーバーした子供のスキーウエアを某中古品サイトに出品したところ、ものの5分もたたずに売れた。購入者の「すぐ欲しい」との希望に沿い、急いで郵送した。このサイトを利用したのは今回が初めてだったが、今後も愛用するだろう。小銭稼ぎに加え、人の役に立てるという充実感は魅力だ▼産地には一定の数量をこなさなければ利益を出せない仕組みが定着している。中古市場の拡大は産地への発注数量減につながる。新しい価値観は既に浸透した。モノ作りの新たな仕組み作りも待ったなしだ。