ごえんぼう

2022年01月06日 (木曜日)

 外国人技能実習生に対する違法な扱いが目立つとして縫製業界が問題視されている。確かに、この業界の違法行為は、大方の想像よりもかなり多いようだ▼帰国の期日が迫った実習生に接触し、賃金の不払いがあれば手数料3割で取り立ててあげると提案する業者がいると聞いた。取り立てられる側も、下手に騒がれるよりはましと、応じているという▼事が公になり、受け入れ企業としての認定を取り消される事態になれば、在籍している全実習生を他の受け入れ企業へ移すか、帰国させないといけなくなる。そうなって、倒産した工場もあるようだ▼業者と接触したことがあると明かす社長氏によると、取り立て代行を年間50件ほど行っていると語っていたそうだ。仲間が複数いるというから、表面化していない違反事例はもっと多いことになる。事態はかなり深刻。縫製業界だけでなく繊維産業挙げて、一掃に取り組む必要がある。