三備ユニフォームフェア22春夏 「壬寅」で芽吹きの春へ (下)

2022年01月14日 (金曜日)

ブランドの独自性、垣根も越え

 三備ユニフォームフェアの開催期間中は、おおむね天候に恵まれた。新型コロナウイルスの変異株の影響が続いたものの、多くの企業が最終日に設定した14日にかけて来場者が増え、午前中から会場が混み合う風景も見られた。ブランドの独自性強化や分野の垣根を越える動きが強まる中、各社が付加価値の向上をアピールした。

 

スポーツ感覚で上下涼しく 桑和

 21秋冬から投入した新ブランド「ジージー」初の電動ファン(EF)付きウエアとして、スポーツジャージー感覚で着用できるセットアップを投入する。ハーフパンツにもファンを備え、上下で涼しさを向上させた。ブランドのスポーツテイストを追求し、サイドのロゴ入りのラインテープなどで工夫を凝らした。

 

「トライチ」でクールさなど追求 寅壱

 「トライチ」で投入するドビーデニム生地使いのウエアは、生地裏面の点接触で肌触りの良さを追求。クールな配色の別布で存在感を高め、オリジナルプリントや立体ロゴなどでアクセントを付けた。平場からフロアまで売り場の構築を実現するシステム什器(じゅうき)も展示。什器のレンタル・販売を提案した。

“TS”で新しい夏スタイル 藤和

 「TSデザイン」のうちトビ服のスタイルを意識した「TSニッカーズ」で、麻を使い“和魂洋才”で独自のテイストを持たせたウエアを投入する。独自の「TSクロステック」ライトクロスで、機能性ポリエステル「クールマックス」と日本古来の綿麻を使用し、「テクノロジー×日本特有の風合い」を訴求する。

蛇腹やストレッチで動作性アップ タカヤ商事

 蛇腹仕様と国産の軽量ストレッチ生地を組み合わせたウエアを開発した。作業に関わる動作性能を各段にアップさせたほか、多様なツールを携帯できる収納力を確保。多彩なカラーでスタイリッシュにコーディネートでき、レディース対応でダイバーシティも意識した。

ストレッチ軸に快適性追求 ビッグボーン商事

 売れ筋の「アーリーバードアルノ」から、ストレッチ性に軸を置いたワークウエアを訴求する。伸長率18%のストレッチドビー生地使い、反射材使い、夏に快適な裏綿生地使いなどをそろえた。「空調風神服」も、M―1タイプなど着用者目線に立った商品を展示する。

上質で軽やかな綿に洗い加工 中国産業

 「ホップスコット」で、通気性や吸水性に優れる高品質の綿に製品洗い加工を施したウエアを提案した。21秋冬で打ち出したシリーズの目付を軽くし、春夏バージョンとして投入。上質さに加えて軽やかに着用できる点や、洗い加工によるデザイン性で付加価値を高めた。

アウトドアなど多彩なEFウエア 三愛

 「ジョブズアーマーエアーブロウ」で、アウトドアテイストのEFウエアを投入。抗菌防臭加工のリップストップ生地使いでユニフォーム向け、ツートンカラー使いのデザイン性でアウトドア向けにも提案する。

(おわり)