産地の1~3月を読む(1)大阪南部・泉州

2022年01月17日 (月曜日)

価格転嫁が最大の課題

 大阪南部、泉州の両綿生機産地の22春夏に向けた受注状況は、用途によって差はあるものの、数量面では全体として堅調な推移となっている。他方、コスト高への対応は産地企業の共通課題だ。

 国内綿生機生産最大手の池藤織布(大阪市貝塚市)では、「仕事自体はそれなりにあるが、よく分からない...

この記事は有料です。

※本日より3年以内の記事は有料会員登録することにより閲覧が可能です。