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レンチング/アウトドアに「テンセル」/生地コレクション発表

2022年05月02日 (月曜日)

 レンチングはこのほど、ドイツのミュンヘンで開催された機能性ファブリックの国際展示会「パフォーマンスデイズ」で、精製セルロース繊維「テンセル」リヨセルを使ったアウトドア向け生地コレクション「ツリー・クライメイト」を発表した。テンセルの機能を活用することでアウトドア用生地のサステイナビリティーを高める。

 ツリー・クライメイトは、アウトドアのベースウエア、ミドルウエア、アウターウエアの各レイヤーアイテムに向けた多彩な生地をそろえる。中わた生地の中わた材にもテンセルリヨセルを採用している。

 通気性と温度調整機能に加えて、加工によって防風性や耐水性も備えており、合成繊維を使わずにさまざまな天候に対応するレイヤーソリューションが可能になる。レンチングでは、天然由来繊維であるテンセルを使うことでCO2排出量の削減にもつながるとする。

 衣料品に使用される材料の環境への影響を測定するツール「Higgマテリアル・サステイナビリティー・インデックス」でも、この素材が環境に与える影響はあらゆる素材の中でも最低レベルにあるとしている。

 今回の生地コレクションに関してレンチングは「高機能でありながら手触りは柔らかく、生分解性もある。カーボンニュートラル繊維と組み合わせることで、アウトドアアパレルと環境にプラスの変化をもたらすものになる」と強調した。