中国のホームテキスタイル輸出/4月は前年同月比1割減/都市封鎖の混乱など響く

2022年06月08日 (水曜日)

 【上海支局】中国紡織品進出口商会のまとめによると、2022年1~4月のホームテキスタイル輸出額は98億ドルで、前年同期に比べ0・2%減った。4月単月では12・9%減だった。上海の都市封鎖により、物流が混乱したほか、工場の一部が休業したり、稼働率が下がったことが響いた。

 主なアイテム別では、キッチンテーブル関係を除き、全て前年同月を割った。落ち込みが目立つのが寝装寝具とカーテンで、それぞれ18・8%、21・3%減った。

 国・地域別の1~4月輸出は、欧米はともに前年同期を上回った。米国は33億ドル、欧州は13億ドルで、各3・3%、6・9%増えた。ASEAN地域と日本はそれぞれ1・7%、2・5%減った。ウクライナに侵攻したロシアは、2割減った。

 省・市別の4月輸出は、上海の都市封鎖の影響が鮮明になった。上海、江蘇、浙江は各40%、29%、8・5%減った。山東、広東は3・4%、4・1%増えた。

 同会が1日の都市封鎖解除前に、ホームテキスタイル企業を対象に実施したアンケート調査によると、約15%の企業が工場を休止しているか、稼働率が5割以下だった。