ITF/開催時間延長し商談推進/今日20日開幕
2022年07月20日 (水曜日)
インドのアパレルとホームファッションの展示商談会「第10回インドトレンドフェア東京2022」(ITF)が、今日20日、ベルサール渋谷ガーデン(東京都渋谷区)で開幕する。22日まで。主催は日印国際産業振興協会、インド政府繊維省と在日インド大使館が特別後援する。
両分野の有力企業約135社が出展。当初は午前10時から午後6時の開場時間だったが、出展者からの強い要望があり、午後7時まで延長して開催することになった。
欧米向けで高い実績のある企業、手織りや手染めなど伝統的な技術に定評のある企業はもちろん、環境に配慮したモノ作り、フェアトレード、女性の雇用促進などSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む企業も多い。各社、日本からの小ロット発注への対応力も高めており、日本への輸出拡大、日本企業のOEM/ODM獲得に力を入れる。
関連セミナーは、ニッセンケン品質評価センター主催分が加わり3本となった。ニッセンケンは日本の繊維製品調達先としてのインド、インドの得意製品の紹介、小ロット生産の注意点とサステイナブル商材を切り口に、初日の夕方のみ行う。
カケンテストセンターのインド試験室の紹介を含む「品質管理セミナー」、商品仕上げ・検品などを手掛けるファッションクロスフルシマ(埼玉県羽生市)の「知ろうインド生産」は会期3日間、毎日行われる。
〈品質管理セミナー/カケン〉
カケンテストセンター(カケン)は、今日20日から東京都港区のベルサール渋谷ガーデンで開催される展示商談会「第10回インドトレンドフェア東京2022」(IFT)で、品質管理セミナーを開催する。20、21、22日の各日に実施する。参加費は無料で、事前申し込みは不要。
セミナーの内容は「日本で販売する商品に関する法律・規制について」「商品に要求される日本の品質基準と品質確認試験方法」「インド商品のトピックス」「カケンテストセンター インドベンガルール試験室の紹介」。詳細はカケンのホームページで。