トンボ/皆川明氏のミナと提携/学校制服、介護・メディカルで

2022年09月06日 (火曜日)

 トンボはこのほど、テキスタイルデザインやライフスタイルデザインを行い、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」を展開するミナ(東京都港区)と、業務提携及びライセンス契約を結んだ。ミナのチーフデザイナー、皆川明氏のデザインによる介護・メディカルウエアを介護施設、病院向けに2023年4月から、学校制服や体育着を中学校、高校向けに24年4月から販売に乗り出す。

 ミナ ペルホネンは、自然の情景や社会へのまなざしから想像を広げ、丁寧に作り進めたテキスタイルデザインが特徴。衣料からインテリアへとデザインの幅を広げつつある。“丁寧に良いものを作り、素材はできる限り生かす”というモノ作りへの根幹が両社で一致。コラボレーションすることで、未来につながる新しい価値観を持つユニフォームを生み出すのが狙いとなる。

 両社は4月に業務提携し、8月にデザインが完成した。「仲間と共有する制服はその記憶の景色として生涯大切なものとなる」(皆川氏)として、学校制服は節度と自由を感じさせるたたずまいをコンセプトに、学校生活を有意義に過ごせるようなデザインを意識した。

 介護・メディカルウエアは、介護する人にとって快適、介護される人にとって安心をコンセプトに、「着やすさと優しさと清潔感を感じさせるデザイン」(同)に仕上げた。商品の詳細については11月ごろに発表の予定。

 生産は学校制服、介護・メディカルウエアとも国内の自社工場が中心。

 ユニフォーム業界ではSDGs(持続可能な開発目標)やLGBTQ(性的少数者)への対応が求められる中、近藤知之社長は皆川氏の考えるコンセプトが「今の時流に合っている」と話す。「皆川氏の面白い発想によって、今までにない取り組みになっていくのでは」と期待感を示す。