帝人グループ/オランダの美術館10周年/メンテナンスフリー実現
2022年10月18日 (火曜日)
帝人グループは企業理念の一つに「社会と共に成長します」を掲げ、芸術・文化活動を支援している。その一環として、アラミド事業の重要拠点であるオランダで、地域社会への貢献としてアムステルダム市立美術館の主要スポンサーを務めている。同社のパラ系アラミド繊維「トワロン」と炭素繊維「テナックス」を用いて建設された同美術館の新館(写真)がこのほど開館10周年を迎えた。
新館は外観のデザインから“バスタブ”の愛称で親しまれており、滑らかで継ぎ目のない表面が特徴という。
複合材料製パネルを185枚つなぎ合わせ、全長約100メートル、幅約25メートルという世界最大規模の建築材料が使われている。
2012年の開館からメンテナンスフリーを実現しており、美術館の運営コスト削減に貢献するとともに持続可能な建築物であることが証明された。
同社は今後も地域社会への貢献活動を続けるとともに社会の持続発展に貢献できる製品・サービスを提供する。