売上高過去最高も利益面苦戦/明石G22年12月期

2023年03月29日 (水曜日)

 明石スクールユニフォームカンパニーなどを含む明石グループ(G)の2022年12月期連結決算は、売上高299億円(前期比5・6%増)、営業利益11億3300万円(15・3%減)、経常利益12億1700万円(13・6%減)、純利益10億8100万円(20・7%減)となった。売上高は過去最高となった一方、利益面では生産コスト増などの影響を受けた。

 新型コロナウイルス禍が落ち着いてきたとともに、22年は中学・高校の新入学生の人数の減少幅も小さかったことから上半期は前年同期比5%の増収となった。下半期は、コロナ禍で自粛が続いていた学校行事が復活してきた影響で買い替え需要が高まったことなどによって、前年同期比10%の増収を確保した。

 23年12月期は売上高305億円を計画する。