スタイレム瀧定大阪・ガーメント1部/インドネシアで素材開発から/合繊使った中・軽衣料を

2023年07月19日 (水曜日)

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)の第二事業部ガーメント1部は、素材・生地開発から製品までの一貫提案によって強みを最大限に発揮する。中国での取り組みを深掘りするほか、インドネシアでも始動した。インドネシアスキームでは、合繊織物を中心に中・軽衣料を展開する。

 同社は、インドネシアバンドン市にスタイレムインターナショナルインドネシアを設立し、2022年3月に事業活動を開始した。同国での一貫生産は、このインドネシア法人と国内テキスタイル部門、国内ガーメント部門が一体となって進め、高付加価値素材・生地の生産から製品生産までスムーズに行う。

 インドネシアでの一貫生産は、チャイナリスク回避が目的の一つ。ASEAN地域ではバングラデシュとベトナムも候補だが、素材で強みを持つのがインドネシアとした。ベトナムも素材強化が進展し、ガーメント1部の湊要一部長は「リードタイムやロットで使い分ける」と話した。

 中国での一貫生産には以前から注力してきたが、「中国拠点に任せきりの部分があった。今後はわれわれがイニシアチブを取って素材開発を行う」との考えを示した。また、「スピードとコスト、クオリティーに加え、クレジット(信用)が重要になっている」とし、信頼・信用を高めるための仕組みも構築する。

 インドネシアスキームは、このほど東京都内で開催した展示会でも紹介した。展示会は「デジタルエデン」をテーマに、パステル調の色めや箔で楽しさを表現した製品、婦人の工場で縫製したメンズアイテム、ニットなど、約250型の製品を展示した。