『AFF・大阪2023秋』出展企業ピックアップ(24~26日、マイドームおおさか)(前)

2023年10月17日 (火曜日)

 日本最大級の繊維・アパレルOEM/ODM展示会「第39回AFF・大阪2023秋」が24~26日、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開かれる。約200社が出展し、機能素材使いや後加工の差別化した製品を訴求する。注目の出展社を紹介する。

〈揚州聯茂服飾/シルケット加工素材のシャツ〉

 2019年に設立された編み物製衣類メーカー。ホームウエアが専門で、短納期で高品質な製品を提供する。市場別売り上げ構成比は、海外70%、国内30%。海外販売は欧州向けが中心だ。

 日本市場を今後の重点市場と位置付ける。商社経由と直貿の双方を伸ばしていく考えだ。

 今回展では、ポロシャツとクルーネックシャツをメインに出展する。シルケット加工を施したジャージー素材を採用し、滑らかで通気性があり、快適な点をアピールする。

〈紹興豊朗進出口/耐油・防汚性のワークウエア〉

 14年設立のアパレルメーカー。工員80人規模の自社工場で、主にユニフォームとカジュアルウエアを生産する。輸出と中国内販の双方を展開している。

 ユニフォームは、製造業から物流会社、飲料メーカーまで、さまざまなグローバル企業に納品されている。日本向けは近年、芳しくないため、展示会出展などを活用し復活させていく。

 初出展の今回は、織物製のワークウエアやカジュアルウエアを出展する。耐油性、防汚性、難燃性などの機能性と国際水準の色堅ろう度を訴求する。

〈杭州数豪投資/中わたコートが得意な商社〉

 12年に設立された冬物重衣料の商社。メインアイテムは、中わたコートだ。開発力と納期対応力が強み。輸出に特化し、主に欧州と南米に輸出している。欧州のストリート系とカジュアルブランドがメイン顧客だ。

 新型コロナウイルス禍が響き、ここ数年業績は伸び悩んだが、22年から徐々に回復している。23年上半期は良好で、コロナ禍前の19年同期水準に近付いている。

 今回の出展を機に、日本市場の開拓に着手する。中わたコートと、フェークファー使いのアウターを前面に打ち出す。

〈青島科路捷国際貿易/編み物製シャツ・インナー〉

 16年に設立された自社工場を持つ商社。介護衣料を中心に、各種編み物製アウターと同インナーを取り扱う。自社工場の年産規模は約120万枚。原料から自社調達することで、製品のコストパフォーマンスを高めている。

 市場別売上比率は日本80%、中国国内20%。日本の顧客は、介護衣料関係やカタログ通販、量販店が中心。対日は近年、コロナ禍や円安進行の影響でやや低調だ。そのため、安定受注が期待できる高齢者施設向け衣料の開拓を狙う。

 今回展では、発熱素材使いのワイシャツや介護シャツを訴求する。

〈浙江水之色服飾/水着・ヨガウエアのメーカー〉

 17年に設立された水着やヨガウエア、ホームウエアのメーカー。日本水準で管理する生産ラインと、自社工場に導入したデジタルプリンターによるプリント加工が強みだ。

 輸出と中国内販を展開している。輸出は日本と米国向けが多い。日本向けは、商社経由と直貿の双方を手掛けている。日本で開かれる各種展示会を通じ、日本の顧客を今後増やしていく。

 今回展では、水着、ヨガウエアなどのスポーツウエアを中心に訴求するとともに、プリント加工も紹介する。