AFF社長 黄雨晨氏/新しいビジネスチャンスに/大阪で初の秋開催
2023年10月26日 (木曜日)
今日26日までマイドームおおさか(大阪市中央区)で「AFF・大阪2023AUTUMN」が開催中だ。例年春に開催してきた大阪展だが、秋の開催は初めて。AFFの黄雨晨社長に秋展開催の狙いと今後のAFFの展開を聞いた。
◇
――9月には出展社数820社、約千ブースと過去最合規模で「AFF・東京」が開かれました。
出展者からも来場者からも好評を得ています。今後もこの方向性を維持していきます。
――今回、大阪展の秋開催は初めてとなります。その狙いは。
来場者、出展者のニーズに応じて秋展を開くことにしました。というのも、今年4月の大阪展は昨年12月に出展者募集を始めたのですが、たった1日で全ブースが埋まってしまいました。新型コロナウイルス禍が収束に向かう中、海外に打って出たい中国企業も多くなりました。日本市場への意欲も以前よりも強くなっていると感じています。
春展に出展したくてもできない企業が多く出てしまいました。そのため、秋展を開催しビジネスチャンスを増やすことにしました。
――今回展の特徴は。
出展者の半分ぐらいが新規出展者になりました。出展者にとっては日本市場のニーズへ理解を深める良い機会になるでしょう。来場者にとっても、新しい取引先と出会うチャンスになるのではないでしょうか。
――今後のAFFの展開は。
来年、日本では大阪2回、東京2回、計4回の開催を予定しています。既にマイドームおおさかで24年4月9~11日、東京ビッグサイトで6月5~7日の開催が決まっています。そのほか、海外展にも取り組んでいきます。これまで前身のCFF(チャイナ・ファッション・フェア)含め39回開催してきたAFFは専門展としての認知度も高い。この認知度を生かし、ベトナム、ドバイ、インドネシアなどでの開催も計画しています。