繊維ニュース

石川県繊維協会など/産資でマネジメント講座/第1回はヘルスケア分野

2023年11月08日 (水曜日)

 石川県繊維協会、繊維リソースいしかわは7日、「令和5年度いしかわ繊維大学マネジメント支援講座(上級)」の第1回目を開いた。同講座は11月~12月に計4回開講される。第1回は興和・生活関連事業部の細江幸宏ヘルスケア開発部長が「ヘルスケア分野の製品における素材開発及び製造に望まれるもの」と題した講演を行った。

 同講座は合繊メーカー、商社、機械メーカーの産業資材の用途および展開を紹介し、繊維産地企業とのマッチングを図り、新たな事業構築を目指すのが狙い。対象者は産地企業の経営者、管理職など。リアル(金沢市の石川県地場産業振興センター)とオンラインの併用開催で、リアルでの受講は定員50人。受講費は通期申し込みが会員1万2千円(非会員1万4千円)、個別申し込み(1日)が会員4千円(非会員5千円)。

 今後の講座内容、講師は次の通り(時間はいずれも13時半~15時40分)。

 ▽22日=3Dニット及び自動裁断機のファッション分野以外での活用事例(島精機製作所・西日本支店CADCAM販売グループの山本雅昭参事)

 ▽29日=高機能繊維「クラロン」「ベクトラン」の性能、特性、用途展開(クラレ・産業資材事業部産資開発部の麻生祥史主幹)

 ▽12月6日=産業資材における織物用途とストーブリの取り組み(ストーブリ・繊維機械事業部の土井智道部長、飯田貴大係長)

 申し込み・問い合わせは繊維リソースいしかわ(電話076・268・8115)まで。