繊維ニュース

JAFIC 来月「環境配慮型資材展」

2023年11月17日 (金曜日)

 日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)は、持続可能な取り組みを紹介する「環境配慮型資材展2023」を開催する。12月12、13日の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館(港区)を会場に24社・団体が出展。

2020年に実施した同展からパワーアップし、新たに物流企業も参加する。

 JAFICの賛助会員が扱っている資材やサービスなどを会員企業に向けて展示する。さらに「今回は会員企業以外でも来場可能。アパレルの関連会社にも資材やサービスを知ってほしい」(JAFICのCSR委員会・ロジスティクス委員会事務局)と説明している。

 出展企業はアクロストランスポート、エプソン販売、カケンテストセンター、サトー、清原、ケケン試験認証センター、三景、帝人フロンティア、テンタック、東京吉岡、ニッセンケン、日本コパック、フクイ、ボーケン品質評価機構など。

 20年の開催では「新型コロナウイルス禍にもかかわらず多くの来場者でにぎわった。同展の再開を希望する声も寄せられていた」と話す。前回は620社以上の関係者が来場したが、今回は2倍の来場者を見込む。物流企業では「省人化」を念頭に置いた展示を行うと言う。

 政府は「ワンウエープラスチック(1度だけ使われて廃棄されるプラスチック製品)を30年までに累積25%削減」などを掲げており、繊維産業にも持続可能な資材、サービスの拡充を求めている。

 JAFICでは「前回展から3年が経過し、開発途上だったモノが形になっている」とし、最新の資材、サービスを積極的に周知させる考え。