ごえんぼう

2023年12月15日 (金曜日)

 今年もあと半月ほど、大掃除が気になり始めた。部分的に始めている、日を決めて一気に済ませる、特にしないなど人それぞれだろう▼ある調査で、8割以上の人が「今年大掃除をする予定」と回答。出る不用品の量は1世帯当たり平均「ごみ袋2、3袋」で、4世帯に1世帯は4袋以上出る。その中に「まだ使えるものがある」との回答は7割を超えるが、7割以上の人が「捨てる」考え。それでも捨てる際「もったいないと思う」人は7割以上いた▼リユース市場は拡大するものの、浸透しているとは言い難い状況だろう。捨てるのがもったいないと感じるのは「まだ着られる服」「小さくなった子供服」「あまり着ていない/一度も着なかった服」が多い▼服がごみとして簡単に捨てられるのが問題か。カーテンも同じ。回収・リサイクルの仕組みはあるが、ほとんど利用されない。何がごみか、行政も生活者も抜本的な意識改革が必要だ。