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「インテキ上海24春夏」/日本館に春展最多の27社/来月6日開幕

2024年02月22日 (木曜日)

 【上海支局】生地・副資材の国際見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2024春夏」(インテキ上海)が3月6~8日、中国・上海の国家会展中心〈上海〉で開かれる。19万平方㍍の展示スペースに、国内外約3千社が出展する。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が主催する「ジャパン・パビリオン」には、春展としては過去最多の27社が出展する。

 出展者のうち、川越政、小原屋繊維、三政テキスタイル、SHINDOの4社が初出展となる。東レや帝人フロンティア、三菱ケミカル、スタイレム瀧定大阪などは、単独でブースを構える。

 同展は、生地内販に取り組む企業が最も重視する新規顧客の開拓のための展示会だ。日系出展者への注目度は高く、特に備蓄型生地商社や東レグループのブースは毎回、多くの来場者でにぎわう。ジャパン・パビリオンは、最も人気のあるパビリオンの一つだ。

 昨春展は、新型コロナウイルス禍の行動制限がない展示会としては、19年秋展以来4年ぶりとなった。その反動で来場者数が大きく伸びた。ジャパン・パビリオンの各ブースは黒山の人だかりができ、ピーク時には通路で身動きが取れないほどだった。