OEM・ODMのAFF/362社が419小間に出展/第40回を4月大阪で
2024年03月04日 (月曜日)
OEM・ODM展示会「AFF・大阪2024Spring」が4月9~11日、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開かれる。日本最大級のファッションOEM・ODM展示会AFF(アジア・ファッションフェア)は、今回で40回目を迎える。中国や東南アジアから362社が419ブースで参加する。
今回展には中国を中心にバングラデシュ、ミャンマー、カンボジア、ベトナムなど東南アジアの企業も参加。会場には東南アジアの出展企業や東南アジアに製造能力を持つ企業を集めたエリアを設ける。そのほかODMに対応できる企業を集めたエリアも設置する。
主な出展商品別ではアパレル281社、アクセサリー27社、素材・副資材39社、ホームテキスタイル15社。アパレルの内訳はレディース170社、メンズ91社、キッズ20社。カジュアル、スポーツ、インナー、セーター、作業服、キッズ、パンツ、スカート、アウター、ダウン、Tシャツ、水着などの商品がそろう。
第40回を記念し、オリジナルのトートバッグやコインケースなどのノベルティーを来場者に配布する。
同展の第1回は、前身のCFF(チャイナ・ファッションフェア)として03年12月に大阪で開かれた。重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行による延期を乗り越えての開催で、中国企業76小間の出展に1620人が来場した。その後、東京でも開催し、春の大阪、秋の東京開催が定着。12年には大阪5千人超、東京6千人超が来場する規模に成長した。
14年には、AFFへ改称し、中国以外への縫製ニーズの高まりを受け、出展者をアジアに広げた。AFFとなり、東京、大阪以外に名古屋や福岡でも開催した。
しかし、20年から新型コロナウイルス感染症の流行により通常通りの開催は中断。出展者の来日が難しい中、サンプルを展示し、オンラインで商談する形としながらも継続した。この間の8回は40回に含まない。
ようやく出展者が来日しての開催が実現した昨年は春の大阪、秋の東京に加え、もう1度秋に大阪展を開いた。大阪展は2回合わせて660小間、7700人が来場した。東京展は955小間で過去最多となり、コロナ禍を経て規模を拡大している。