繊維ニュース

カーテン地再生の培地で植物/サンゲツ

2024年03月22日 (金曜日)

 サンゲツは廃棄物の量を削減しつつ、オフィスにグリーンを育む取り組みをスタートした。新たにオープンした拠点「パークス」の植栽エリアに、廃棄予定だったカーテン地を再利用した培地を導入し植物を植えた。

 培地はスタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)が展開する「TUTTI」(トゥッティ)。リサイクルしたポリエステル繊維を中心に人工ゼオライトなどを配合した“繊維でできた土”。軽量感や保水性、通気性に優れ、従来の培養土と同じように植物を栽培できる。

 サンゲツは2000年から、「サンゲツカーテン・エコプロジェクト」を展開。専用タグラベルが付いているカーテンを回収するもので、今回導入したトゥッティの約20%は同プロジェクトで回収したカーテン地を使用した。