繊維ニュース

ソアロンを学ぶ/化繊協会

2024年04月26日 (金曜日)

 日本化学繊維協会は24日、メディア勉強会を東京都内で開いた。「日本が作るonly one繊維・ソアロンの特徴と、新たなマーケティング策の挑戦」と題し、三菱ケミカル・アセテート繊維事業部の勝元慎吾氏と村上十弥氏が講師を務めた。

 勉強会では、トリアセテート繊維「ソアロン」の特徴とサステイナビリティーへの取り組みのほか、ソアロン事業が考えるマーケティングとアパレルブランドへの挑戦について説明が行われた。このうちアパレルブランドについては「age3026」の取り組み状況などが報告された。

 age3026はソアロンのサステを伝えるために設立。検索連動型広告などの広告表示を除くオーガニック検索が増え、販売数も当初目標を超過達成した。「消費者の声を開発に生かすケースも出てきた」と話す。