「インテリア ライフスタイル」開幕
2024年06月13日 (木曜日)

インテリア・デザインの国際見本市「インテリア ライフスタイル」が12日、東京ビッグサイトで開幕した(14日まで)。主催はメッセフランクフルト ジャパン。
国内外19カ国・地域から約500社が出展し、衣・食・住全般で、小売りバイヤーやコントラクト従事者を対象に訴求している。
インテリアの小物・雑貨が多いイメージの同展だが、今回は寝具関係の出展も目立つ。
寝具製造卸販売のイワタ(京都市)は、宿泊業向けの新契約プラン「サステイナブル・べディング・フォー・ラグジュアリー・スリープ」を打ち出した。高級天然毛使いのマットレスや羽毛ふとんなど、自然素材使いと国内生産の強みを生かし、宿泊施設の寝具の資源循環をサポートする。
オーガニック繊維製品を企画製造販売するハート(高知市)はオーガニック寝具ブランド「SaFo」(サフォ)を主体に、新たなサステ素材使いの製品やアップサイクル製品などを紹介。寝袋やダウンジャケットなどのアウトドア製品を製造販売するナンガ(滋賀県米原市)は、アウトドア製品の知見を生かした羽毛ふとん、寝装カバー、コットンブランケットなどを提案している。
工作/産業機械などの専門商社である山善の家庭機器事業部(東京都江東区)は、同展で初めて電動リクライニングベッドを出品。シニアから若い世代まで、電動ベッドのあるリラックスした暮らしを訴求する。
「ニュー・ローカル」をテーマにした特別企画は、開場とともに多くの来場者でにぎわった。日本、海外それぞれの土地に根ざした技術・素材・文化と、斬新なアイデアを融合した製品を一堂に集積。タオル企画・製造卸の丸眞(名古屋市守山区)、織物製造・染色加工のニューノス(岡山県倉敷市)など繊維企業も出展している。





