ごえんぼう
2025年01月07日 (火曜日)
主要駅やスーパーなどに置かれている無料の求人情報誌『タウンワーク』。仕事で落ち込むとつい手が伸びる。自分に合う仕事、できる仕事はあるかと▼リクルートは、同誌を今年3月で休刊すると発表した。サイトには〈昨今のユーザーの動向を含む社会の変化を受け止めた〉措置とある。求人情報の発信は、ウェブサイト・アプリの『タウンワークネット』に一本化するという▼同社の求人・転職情報誌は『とらばーゆ』『ビーイング』があったが、現在はネットに移行。そのほか、旅行の『じゃらん』や住宅の『SUUMO』の休刊も発表された。一方で結婚情報誌『ゼクシィ』は、紙の媒体ながら部数を伸ばす▼どんな舞台(媒体)であっても勝機はあると言えそうだ。リクルートのかつての社訓は〈自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ〉。社会の変化は続く。どう受け止めるのか。業種・業界に関係なく問われている。