JIIPA/15日から渋谷で「ITF」/インドから100社出展
2025年01月14日 (火曜日)
インドのアパレルとホームファッションの展示商談会「第15回インドトレンドフェア東京2025」(ITF)が、明日15日から17日まで、東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデンで開かれる。インドから約100社が出展し、日本市場に向けた多彩な製品や素材、生産機能を発信し、輸出拡大を図る。
主催は日印国際産業振興協会(JIIPA)。インド政府繊維省と在日インド大使館の特別後援を受け、同国の毛織物輸出促進協議会(WWEPC)、アパレル輸出促進協議会(AEPC)、動力織機開発・輸出促進協議会(PDEXCIL)、インド商工会議所と共催する。
AEPCが秋冬向けの1月展に共催するのは初めて。ラジャスタン州などインド南部のアパレルが主体で、秋冬物を扱う加盟社が少ないため、従来春夏展のみ関わってきた。だが、厳しい残暑の長期化という日本の傾向を踏まえ、JIIPAから秋テイストの薄地長袖といった製品提案を促したことで実現した。裏シーズンの開拓で工場の通年稼働を目指すAEPC加盟社が多数出展する。
全体的に欧米の大手ファッションブランドの既製服や刺しゅう、アクセサリーの製造を請け負う企業、環境配慮型製品や女性の教育・経済的自立を支援する企業、インドの伝統的手織り・手染めの保全に力を入れる企業など多様な顔触れ。ウール製品やセーターはもちろん、多彩な製品が登場する。