ザ・メーカーズ・アパレルショー/大阪初開催に49社/OEM・ODM商談会
2025年03月11日 (火曜日)
OEM・ODM商談会「第3回ザ・メーカーズ・アパレルショー」が7日、シティプラザ大阪(大阪市中央区)で開かれた。同展としては、初の大阪開催に49社が参加した。5、6日の東京開催を経て大阪展に参加した出展者は、東西都市での商談を通じて、日本市場を深耕した。
「米中の貿易摩擦が激しくなる中、まだ比率の低い日本向けの開拓を進める」とするのは、浙江精先服装科技股フン。同社は中国国内向け、米国向けが主力で日本向けはまだ10%ほど。今回展では超音波接着などのシームレス商品をアピールした。先の東京会場では、ゴルフウエア向けなどに好評だったと言う。
江西養怡堂紡織は日本向けにニット製品やニットと布帛の複合商品を手掛ける。これまで別の日本の展示会に参加してきたが、同展には初参加。西川霞美董事長は「品質の高さと自社工場を強みに高級ゾーンを開拓したい」と話す。接触冷感機能の商品で、機能の高さを検査結果で示し人気を得た。
ホームテキスタイルの蕭邦生活科技〈浙江〉も初参加。枕カバーやふとんカバーなどのセットを提案した。手応えも良く、ブース担当者は「これからしっかりとフォローしたい」と意気込む。