大津コーポレーション/機能性商材拡充/防災や小型マットなど
2025年04月11日 (金曜日)
寝具製造卸の大津コーポレーション(大阪市中央区)は、25秋冬企画で機能商材を拡充した。普段使いと防災を兼ねた「そなえ、と」など新ブランドを加えたほか、吸湿発熱の「オンドモア」、敷寝具の「コアシスト」でアイテムを広げた。
「そなえ、と」では難燃ブランケットを打ち出した。「防炎製品」認証取得ながら、ふっくらと滑らかな肌触り、幾何柄のデザイン性で、インテリア、アウトドア、ピクニックなど多様なシーンを訴求。シングル、ハーフ、膝掛けの3サイズを用意した。いざというときに羽織れるよう、スナップボタン留めなども検討する。
オンドモアでは“サウナ”シリーズを追加。遠赤外線放射セラミックを練り込んだ東レの特殊繊維「ダイナホット」使いで、サウナのようにじっくり温まる。その機能は半永久的に続く。ブランケットと敷パッドをそろえた。
いずれも大阪・泉大津製の国産。極上タッチのフェイクファー ニューマイヤー毛布、北欧の居心地のいいライフスタイルをイメージした新ブランド「ヒュッカ」の吸湿発熱ブランケットも新規展開する。
コアシストからは、「軽量コンパクト敷マットV3」が登場した。50×95センチ四方で厚さは3・5センチ。詰め物には、耐久性に優れた縦マチ構造の国産中材を用いた。1枚でごろ寝マットや座ぶとん、2~3枚でプレイマット、4枚で敷ふとんなど、組み合わせ次第で多用途に使える。アウトドアや車中泊、防災向けとしての引き合いもあった。
15~18日には大阪本社で25秋冬展を行う。