東レ、東レ建設、アダストリア/染色体験ワークショップ/子供たちがサステ学ぶ
2025年04月22日 (火曜日)
東レと東レ建設、アダストリアの3社はこのほど、川崎市の複合施設「コスギアイハグ」で小学生の親子を対象とした染色体験ワークショップを開催した。参加した子供たちは、ハンカチをタマネギの皮で染めたほか、クイズや野菜の砂栽培の体験でサステイナビリティーを学んだ。
アダストリアの「グッドコミュニティの共創」という理念に、東レと東レ建設が共感し、モノとコトをつないで何かできないかとの考えの下で今回の取り組みが決まった。東レ建設が2023年3月に開業し、親子での来場も多いコスギアイハグを会場とした。
東京農業大学のサークル「TFT×nodai」の学生6人が染め方の指導を行った。参加者にはアダストリアが展開するブランド「Studio CLIP」製のエプロンを進呈した。このエプロンには東レのナイロン素材「トラセア」が用いられている。
東レは「子供たちの楽しそうな笑顔が印象的だった。すぐに商売につながるとは思っていないがこのようなことの積み重ねが重要と感じた」と話した。まだ確定ではないものの、「夏休みなどに継続開催ができれば」と話した。
東京農業大学の鈴木七菜さんと押見はるひさんはともに、応用生物科学部栄養科学科の3年生。「ワークショップで子供たちに環境やサステを伝えるのは初めての経験で不安だった。子供たちにも分かりやすいよう実験やクイズを工夫した」と語った。