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青木被服/和テイストなデニム/倉敷市内に直営店

2025年04月30日 (水曜日)

 縫製の青木被服(岡山県井原市)は25日、同県倉敷市内に3店舗目となる直営店を開いた。場所は、同市の観光地である倉敷美観地区内にあるクラボウグループの複合観光施設、倉敷アイビースクエア内。岡山産デニムを用いた和テイストなデニム製品をそろえて販売する。

 着物の直線的なシルエットを現代風に再構築し、素材としてデニムとジャカードデニムを採用した「キモノコート」や、ジャカードデニムで和の柄を表現した「キモノジャケット」など、和モダンな「デニムキモノ」シリーズの商品をそろえる。デニムの藍色をモチーフにしたオブジェや、藍色のハンガーなど、内装にもこだわる。

 同社は2020年に倉敷美観地区内に初の直営店をオープンして以降、22年に同地区内に2店舗目、今年1月には東京の浅草に店を出すなど、ここ数年出店を進めている。さらに台湾では5月31日までの期間限定店を開いている。