廃棄学生服をリメーク
2025年05月08日 (木曜日)

明石スクールユニフォームカンパニーは2、3日に、大阪・関西万博で、廃棄予定の学生服をリメークした作品によるファッションショーを開いた。
国際ファッション専門職大学の共創チャレンジサークルとの産学連携プロジェクトの一環で、総勢50人の学生がリメークした衣装を身にまとい、ランウエーを歩いた。
ファッション業界の衣類の大量廃棄問題は、制服メーカーも例外ではなく、モデルチェンジや学校の統廃合などにより、未使用のまま処分される学生服が一定数存在する。同社は、商品に新たな可能性を見いだし、持続可能な価値創造を体現する取り組みとして今回のショーに参加した。
ショーでは、プリーツスカートを肩の装飾に使うなど、学生ならではの自由な発想でリメークされたアイテムを多数披露。国際ファッション専門職大学の担当者は「万博でファッションショーを実現できて本当にうれしい」と語った。