シキボウ/岡山で展示商談会/ユニフォーム企業へ訴求
2025年05月23日 (金曜日)
シキボウは今日23日まで岡山市内で展示商談会を開いている。岡山県に集積する学生服を中心としたユニフォーム関連企業に向けて、ニーズを捉えた商材をそろえてアピールしている。
引き続きストレッチ素材へのニーズが高いことから、ポリウレタンを使わない特殊技術のストレッチ加工「パワール」などを訴求。今回初披露した、ソフトな風合いが特徴の起毛加工「クリムス」や、特殊な糸と編み方で汗染みを防ぐ「スエットコントロール」など、機能性の高い素材提案も行った。
校倉(あぜくら)造りから着想を得た高通気素材「アゼック」では、同社と業務提携するファッションブランド「アンリアレイジ」と連携した、大阪・関西万博のNTTのパビリオンスタッフユニフォームも展示。来場者の目を引いた。
このほか、オーガニックコットンの「エーゲ海オーガニック」など、グループ企業の新内外綿(大阪市中央区)が展開する環境配慮型素材なども披露。人工知能(AI)を使って作成したイメージ画像を用いたカタログ風の展示など、見せ方にも工夫を凝らした。
27~29日には広島県福山市(まなびの館ローズコム)でも展示商談会を開く。