ごえんぼう
2025年05月27日 (火曜日)
総務省の統計によると、インドでは2016年に年間約2千本の映画が制作された。近年の数字は出ていないが、映画大国であることは今も変わりはない▼このところインド映画にはまっている。以前はたまに見る程度だったが、最近は日本で公開されれば可能な限り映画館に足を運ぶ。上映時間の長さやダンスシーンを敬遠する人もいるが、ダンスシーンはないと物足りなくなる▼最初に見たインド映画は、日本では13年に公開された『きっと、うまくいく』。主人公のランチョーは自由奔放な性格で、世間の常識に対して真っ向から抗う。名言も多く、ランチョーを見ているだけで前向きな気持ちになれる▼ただ、それもいっときだ。性格にもよると思うのだが、常に前向きでいることはなかなか難しい。仕事に追われる毎日に、つい心が後ろ向きになる人も少なくないだろう。「きっと、うまくいく」。そんな言葉で今日1日を始めたい。