往来
2025年05月27日 (火曜日)
「従業員が前向きに考える雰囲気が高まってきた」と話すのは大和紡績の有地邦彦社長。ダイワボウホールディングスからスピンアウトしての初年度(2025年3月期)も堅調な業績を確保した。非上場企業となったことで、どうしても従業員の間で不安感も生じるものだが、「従業員とはコミュニケーションを心掛け、(戦略や業績に関する)情報開示もしっかりとやってきた成果が出ている」と話す。ガバナンスと透明性が、一体感を持った企業経営にとってますます重要になっていることがよく分かる。