往来
2025年06月17日 (火曜日)
「中国がEV(電気自動車)のデファクトスタンダードを作っていることが重要」と話すのは、東レの中国法人、東麗〈中国〉Gの三木憲一郎董事長。中国がEV生産の世界でシャワー効果の頂点に立つことを意味し、そこで採用された素材は世界に波及していく可能性が高い。こうした分野は今後、EVにとどまらず、さまざまな産業に広がっていく可能性がある。同社は中国でも、自動車内装材やエアバッグ基布など、幅広い産業資材を展開している。こうした資材の事業を今後、さらに広げていく考えだ。「まだまだ中国でやるべきことがある」と力を込める。