日本繊維機械学会賞/TMT神津などが受賞
2025年06月20日 (金曜日)
日本繊維機械学会は今月開催した年次総会で2025年度の日本繊維機械学会賞を発表した。技術賞にはTMT神津、TMTマシナリー、村田機械による開発が選ばれた。各賞の受賞内容と受賞者は以下の通り(敬称略)。
【技術賞】「フィラメント糸における高機能リワインダーの開発」(TMT神津・岡田竹弘、由良博之、坂本憲一 TMTマシナリー・播戸志郎、南出昌己 村田機械株・福田晋也)
【学術研究奨励賞】丸弘樹(信州大学)「生地のレイヤリングが衣服内温熱環境に与える影響の評価」
【学術奨励賞】吉田香歩子(信州大学)「オーバーレイマットレス用ポリウレタンフォームの無膜処理が熱移動特性に及ぼす影響」、松岡優仁(福井大学)「コレステリック液晶を形成するセルロース誘導体を用いた構造発色繊維の湿式紡糸条件の検討」
【ベストポスター発表賞】井上隼輔(大阪大学)「繊維強化複合材料による水素蓄圧容器のマルチスケール解析および設計マップに関する研究」
〈SDGsアワード/Shoichiなどが受賞〉
年次大会のSDGsセッションでの優れた発表に対して贈られる日本繊維機械学会SDGsアワードには、Shoichiの山本昌一社長などが選ばれた。受賞内容と受賞者は以下の通り(敬称略)。
峯英一(東京都立産業技術研究センター)「柔軟性を特徴としたSOFC用集電材の開発:ゼロエミッション東京の実現に向けた取組」、川畑智史(村田機械)「繊維機械の異常診断」、山本昌一(Shoichi)「4000万点を扱うリサイクル在庫処分会社からの進化」