ごえんぼう
2025年06月26日 (木曜日)
地元のターミナル駅に飲食ブランドの無人決済店がオープンした。10平方㍍程度の売り場に全国各地から厳選したブランド米をはじめ、ごはんのお供や和食の基本となるだし、調味料が並ぶ▼ところが来客数が芳しくない。買い物をしている人が少なく、店舗は閑散としている。事前登録なしで入店できるのだが入口にはテープ状のゲートがある。人を寄せ付けないような雰囲気もあり、多くの人は素通りしている▼無数のAIカメラと重量センサーを使い利用客の購買行動を追跡しているようだ。商品が自動レジに表示されるためバーコードスキャンも不要。レジ業務が必要なく、無人決済を可能にしている▼最大75%の人件費が減るとの公算だが、先進的なサービスの難しさも感じさせる。利用すると確かに便利。いずれコンビニや大手衣料品チェーンも無人店が増えるのだろう。無機質な店に慣れておく必要がありそうだ。