おたふく手袋/25秋冬は休日も着回せる/ストリートテイストで
2025年06月26日 (木曜日)
作業用手袋製造卸のおたふく手袋(大阪府箕面市)は「フーバー」ブランドから、25秋冬向けに機能性を維持しながら、日常でも着用しやすいストリートテイストを取り入れたワークウエアを打ち出す。ワーカー層だけでなく、新たな客層の獲得を目指す。
新商品として、オーバーサイズショートブルゾンとパラシュートパンツを開発した。ブルゾンの胸元には2本のマジックテープを配置し、ワッペンを自由に付け替えられるほか、春夏モデルのユーティリティーベストに搭載した着脱式ポケットも装着できる互換性を持たせた。
生地には強度の高いポリエステル100%のリップストップを採用。ショート丈でゆとりのある身幅に、フードと裾にドローコードを配した今風のシルエットで、ワークウエアから休日のタウンユースまで幅広く着回せる「新時代のワークウエア」として訴求する。
インナーブランド「ボディタフネス」からは、従来モデルの起毛素材をボアに変更し、保温性を高めた「サーモEVOボア」シリーズが登場。厚地ながら高いストレッチ性を備える。ハイネック、クルーネック、ロングタイツを展開。
「フライウォーム」シリーズでは、中空構造のポリエステル糸を使い、保温性と通気性を両立させたミドルレイヤータイプを投入。片面に毛足の長い起毛、もう片面にメッシュ素材を用いたリバーシブル仕様とした。保温性を重視する場合は起毛面を肌側に、スタイル性を重視する場合は外側に着用する。ベスト、スナップベスト、ロングスリーブを展開。
今回、秋冬商品を対象とした展示会を初めて開催した。今後は、インテックス大阪で開かれる、7月の「はたらく現場の環境展(JIOSH+W)」、9月の「緑十字展」への出展を予定する。